農業科では農業の基本である食料(水稲・露地野菜)の生産技術を学ぶとともに、安農マーケットを通して農産物のマーケティングについても理解を深めます。

3年間を通して、食料生産を担うエキスパートの育成を目指しています。





学年別学習内容

1年生

農業、園芸科(80名)で水稲、露地野菜、施設野菜、果樹についての基礎的な知識・技術を学ぶ。

科目:農業と環境、総合実習、草花、農業情報処理、農業経済

2年生

生物生産コースと流通経済コースに分かれ、1年生で学んだ作物・露地野菜に関する知識や技術を学ぶ。

科目:課題研究、作物、野菜、流通経済、総合実習、農業機械

3年生

1・2年生で学んだ農業に関する知識や技術をさらに深め実践を身に付けます。安農マーケットの運営も行います。

科目:総合実習、課題研究、食品流通、農業情勢、農業情報処理、作物、野菜

生物生産コースと流通経済コースについて

生物生産コース

栽培を行う上で必要な技術や知識、農業を取り巻くさまざまな視点を掘り下げる力を育成することができる。
また農業機械検定の上級を取得することができる。

流通経済コース

農産物が生産者から消費者へ届くまでに関する学習をするとともに、高度情報化農業へ対応する力を身に付ける。また安農マーケットの運営も行う。

専攻紹介

農業科では2年生で、作物と露地野菜の各専攻を回り基礎的な知識・技能を学びます。

3年生になると「作物部」「露地野菜部」の専攻に分れ、より専門的な実習を行います。

作物部

作物部では稲の栽培を中心に、ジャガイモ、水田裏作の野菜などを生産しています。また刈払い機を使用して草刈り実習も行っています。
稲は3年生が主体に生産します。モミの播種から田植機の操作、稲刈り、販売までを1年通して学習します。

他にも地元の小学生と田植え体験を行っています。
稲を作る関係上、農業機械を扱う実習が多いのが特徴です。

モミの播種

田植え

稲刈り

露地野菜部

トウモロコシやナスやピーマンなどの果菜類、キャベツ、レタス、ダイコン、ブロッコリーなどを栽培します。

ナスの誘引

かん水

ブロッコリーの調整