校長あいさつ

 このたびは安城農林高校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

 本校は、明治34年に愛知県初の県立農林学校として開校して以来、今年で創立121年目を迎える歴史と伝統ある農業高校です。卒業生は2万2千余名を数え、有為な人材を世に送り出してきました。
 現在は、農業科、園芸科、フラワーサイエンス科、食品科学科、森林環境科、動物科学科2クラスの6学科、1学年7クラスが設置されており、農業の基礎的・基本的な学習からバイオテクノロジーや環境保護等の先端的分野の学習をとおして、将来の農業の担い手を育成するとともに、農業関連企業や食品関連企業、農業だけでなく地域の各種産業や地域社会の発展に貢献できる人材を広範囲に育てています。
 本校は県内一の敷地面積を有し、校内では多くの木々が植えられ、緑に囲まれた学校です。また、農場では牛・豚・鶏等の動物を飼育し、水田・畑・温室の中では草花や野菜・果樹を栽培しています。さらに、豊田市と新城市には二つの学校演習林があり、こうした広大な農場と学校演習林の施設を活用して、自然と生き物を教材とした、ゆったりとした中にもキビキビとした農業教育を実践しています。
 部活動には、野球・卓球・陸上・弓道・馬術等の運動部と、演劇・吹奏楽・郷土芸能等の文化部があり、活発に活動しています。また、農業高校特有の学校農業クラブ活動では、毎年、全国大会の各種競技会・発表会で優秀な成績をあげています。
 初代校長 山崎延吉先生は、「我は農に生まれ、我は農に生き、我は農を生かさん」 という強い信念のもと自らを「我農生」と称し、生涯を農業教育と農村振興に尽力されました。また、山崎先生の教えは校訓に凝縮されており、終わりは「要は只 誠意にあり」で結ばれています。大切なことは、何ごとにおいても誠意をもってあたることであり、120年という長い歴史を継承し、その精神は、歴代の同窓生の胸に「農林魂」として刻まれ、私たちの生きる指針となっています。
 今日、世界を取りまく環境は非常に厳しく、新型コロナウイルス感染症が世界を覆い、未だに収束する兆しは見えず、農業においても、スマート農業など新しい取り組みが行われるようになりました。次の世代へと農業をつなげることが重要な課題となっています。
 新しい時代と社会の要請に応えるべく、本校では、今後一層、幅広い農業の担い手の育成と地域産業で活躍する人材を育成し、多方面との連携を図りながら、環境教育の推進、食の安全・安心教育の徹底、農業教育の普及活動等に取り組んでまいります。
 本校へのご理解とご支援をよろしくお願いします。

                                             令和4年4月1日 竹内 匡介