校長あいさつ

 安城農林高校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は、1901年(明治34年)に愛知県立農林学校として創設され、今年度で創立118年目を迎える歴史と伝統ある農業高校として、全国から注目を集める高校です。
 本校には、農業科、園芸科、フラワーサイエンス科、食品科学科、森林環境科、動物科学科の6学科が設置されており、農業の基礎的・基本的な学習からバイオテクノロジーや環境保護等の先端的分野の学習をとおして、将来の農業の担い手を育成するとともに、農業の関連会社や食品製造会社、また農業だけでなく地域の各種の産業や地域社会の発展に貢献できる人材を広範囲に育てています。

 本校は県内一の敷地面積を有し、校内の到る処に巨木と庭園があります。また、農場では牛・豚・鶏・馬等の動物を飼育し、水田・畑、そしてたくさんの温室の中で草花や野菜・果樹を育てています。さらに、豊田市と新城市には二つの学校演習林と宿舎があり、こうした広大な農場と学校演習林の施設を活用して、自然と生き物を教材とした、ゆったりとした中にもキビキビとした農業教育を実践しています。
 部活動には、野球・卓球・陸上・弓道・馬術等の運動部と、演劇・吹奏楽・郷土芸能等の文化部があり、活発に活動しています。また、農業高校ならではの学校農業クラブ活動では、例年、全国大会の各種競技会等で好成績をあげています。

 今、日本の農業は食料自給率の低迷や農業従事者の高齢化と新規就農者の不足、国際競争力への不安、耕作放棄地の増加等、厳しい局面が続いています。しかし、こうした困難な状況の中で、東日本大震災の甚大な被害を契機の一つとして、日本の農業を見直さなければという、国民的な気運が高まりつつあります。同時に、農業高校に対する期待も確実に高まっています。

 このような時代と社会の要請に応えるべく、本校では、今後一層、幅広い農業の担い手の育成を目指して、地域や産業界・大学等との連携を図りながら、環境教育の推進、食の安全・安心教育の徹底、農業教育の普及活動等に取り組んでまいります。
 本校へのご理解とご支援をよろしくお願いします。

平成31年4月1日 鵜飼 愛一郎